学会を終えて

実行委員長　村島久美子

（東葛南部ブロック長）

　去る3月13日に八千代リハビリテーション学院で開催されました第17回千葉県作業療法士会学会は、3月中旬とは思えない寒さでしたが、千葉県内だけではなく、近隣の都道府県から160名もの方々にご参加いただき、熱気あふれる会となったと思います。

　今学会は会場との積極的な意見交換の場が出来ればと思い、次世代を担う先生方に座長をお願いいたしました。また、ワークショップでは、呼吸リハビリテーションや青年海外協力隊、シーティングなど、作業療法士の新たな活躍の場を講師の先生に示していただき、作業療法士としての多様性を教えて頂きました。特別講演やシンポジウムでは、作業療法士の専門性を再確認し、これからの作業療法士および千葉県のリハビリテーションが向かう方向性を示唆していただける内容であったと思います。

　内容が盛りだくさんであったため、参加者の皆様には非常にタイトなスケジュールになってしまったことをお詫び申し上げます。しかし、作業療法士を取り巻く環境は変わりつつあり、参加された皆さんがそれを実感し、新たな意識をもって楽しんでいただけたのであればとても喜ばしいことと思います。

　本学会を終えた今、主催者として感じることは、学会のプログラムにご協力いただいた先生方や座長・士会の皆様に感謝するとともに、学会開催にご支援とご協力を頂いた関係団体や企業の方々に深くお礼申し上げます。最後に、学会で経験した感謝の想いを胸に次期第18回千葉県作業療法士会学会の成功を願いつつ、また、皆々様方の益々のご健勝とご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。