第17回学会を終えて(学会長)
投稿日 2016.04.07
学会を終えて
第17回千葉県作業療法士会学会
学会長 吉田 和弘
3月13日(日)、第17回千葉県作業療法士会学会を無事に終わることができました。
当日は160名の方のご参加、ありがとうございました。
基調講演、シンポジウム、口述発表は39演題、ワークショップ3題、ランチョンセミナー、福祉用具展示、図書販売と様々な企画のもとスケジュールを組んでいたため、参加者の方には非常にタイトな印象を受けられたのではないかと思います。
さて、昨今の作業療法士を取り巻く世界は大きく変わってきています。その中での基調講演での厚生労働省老健局の村井先生、シンポジウムでの三士会長の講演、討論は今の千葉県の作業療法士にとって、非常に意味深いものであったのではないかと思います。私自身さらに強い危機感を感じ今後の仕事に取り組んでいく必要があると感じました。しかし、ただ感じているだけでは前には進めません。個々の作業療法士が何をすべきかをしっかり考え、お互いに意見を共有する必要があるのではないかと考えております。そのためにも千葉県ST士会の吉田会長のお言葉をお借りして、「立ち上がるだけではダメである。一歩前に踏み出すことが大事」ということを胸に刻み、日々の仕事に臨んでいこうと思っています。
今後の千葉県作業療法士会と学会を盛り上げ、より良いものへとしていくためには、会員の皆様のご協力が不可欠です。ぜひ日々の臨床での疑問や成果を発表する場として、第18回以降の学会を利用していただきたいと思っております。
最後に、ご参加いただいた方々をはじめ、今回学会を開催するにあたりご支援、ご協力を頂いた団体、企業の皆様方に深い感謝を申しあげます。本当にありがとうございました。